人と環境

社員インタビュー

当社の技術力を支える「設計」と「開発」の社員2名によるインタビューをお届けします。
入社の決め手から仕事のやりがい、そしてこれからの目標など、GPCで働くリアルな姿をたっぷり語ってもらいました。

設計

2019年キャリア入社(7年目)
東部設計二課
渡辺 WATANABE

01. 入社理由

私はキャリア採用で入社しましたが、前職は土木工事の現場監督でした。もともとCADを使う設計職に興味があり、CADソフトの知識やスキルは多少持っていましたが、設計職の方とも仕事で関わるなか、「やっぱり自分がやりたい仕事にチャレンジしてみよう」と思ったのが転職のきっかけです。

GPCとの出会いは「CADの基礎知識がある人」という条件での求人を見つけたこと。他の会社の設計職も候補にありましたが、話を詳しく聞くと、GPCの設計は設備をただつなげるだけの設計ではなく、冷蔵冷凍空間の全体を考えながら、案件ごとに図面を作成していくことが主な業務でした。単調な作業を繰り返すよりも、GPCの設計職はクリエイティブで面白そうだと感じ、志望しました。

実際、案件ごとに業界も規模も仕様も異なるので、毎回新鮮な気持ちで取り組めています。いろんな経験ができると思って入社しましたが、想像以上に成長できる環境だったなと思っています。

02. 仕事について

私が担当しているのは、営業チームからの依頼で提案や最終確認などに使う、お客様のための「営業設計」です。依頼に応じてパネルの強度や結露の計算なども行い、仕様に合わせた図面や計算書を作成するのが主な役割です。経験とともに担当する案件の規模も大きくなり、現在のように大型案件の作図をメインで担当するようになると、お客様と仕様について打ち合わせをする機会も増えてきました。

だからこそ大切にしているのは、“誰が見る図面なのか”という視点です。設計課では、どのような図面においても、見やすい、わかりやすいことはもちろん、誰のための図面かを常に意識することをポリシーにしています。お客様や職人さんからの「GPCさんの図面はわかりやすい」という言葉は、設計にとって一番の褒め言葉。営業チームからも「設計の技術力や図面のクオリティで仕事が受注できた」という声を聞けた時はうれしいです。

03. 成長エピソード

入社2年目に、まだGPCでの実例がほとんどなかったクリーンルームの設計にたずさわったことは印象に残っています。大型案件での設計実績や過去の図面がなく、当初はお客様が話す専門用語の意味さえわからない状態で、かなり悩みました。だからこそ、一から学び直す気持ちで情報収集に努めました。もちろん設計の先輩方にも相談しましたし、クリーンルーム用システム天井のメーカーさんから参考になりそうな図面や断面図を取り寄せて検討したり……。そうやって自分で必要な情報を考え、入手のために動いた結果、社内外のたくさんの方々にもサポートをしてもらい、無事に図面を完成させることができました。

設計の窓口として案件を受け持ち、様々な方と話しながら情報を集め、ゴールを目指す。その経験が成長につながったと感じています。設計の仕事は任される案件の規模が大きくなってくると、お客様はもちろん、協力会社や職人さん、社内でも営業や開発、工場ともコミュニケーションを密にする必要があります。図面を描くだけの仕事ではなくなってくるのです。若手の設計社員が最初に当たる壁がこれだと思うのですが、私はクリーンルームの設計案件を通じてその壁を乗り越えることができ、自信を持って仕事に臨めるようになりました。

04. GPCの良いところ

GPCは職種に関わらず、常にお客様を第一に考えるスタンスがあります。それは設計でも同じ。私もデスクワークにとどまらず、現場に足を運んでいます。というのも、お客様と顔を合わせて施工前の状況を確認しながら、「ここの仕上げはこうしよう」「使いやすいようにスイッチやコンセントはここに配置しよう」といったディテールを詰めることで、より要望に合った図面に仕上げられるため。それが「GPCはちゃんと見てくれる」「要望に応えてくれる」というお客様からの信頼につながっているように思います。

社内の環境で言えば、部署間の隔たりがなく、コミュニケーションが取りやすいところが当社の魅力です。例えば、作図でどうしようかと悩んでいる時も、周りのメンバーや他部署の人に相談することで、意外なほどすんなりと解決策が浮かぶんですよ(笑)。

05. これからの目標

規模の大きな案件の設計を任せてもらえるようになり、仕事自体は順調にステップアップできていると感じています。今後も自分自身のスキルをさらに磨きたいですね。直近ではBIM(3Dモデリングや材料、工程、コストなどを一元管理できるデータベース)を活用したプロジェクトがスタートし、さらなる業務の効率化を目指しています。私個人も、設計課も、伸びしろはまだまだありますね。

一方、建築業界未経験の若手社員が増え、教育体制の改善がぐんぐん進んでいますが、現状に満足することなく私自身も、設計課全体のさらなるレベルアップに貢献することが目標です。業務の効率化を図りながら、高難度の案件でも当たり前のように部署のみんなでこなせる、そんなチームにしていきたいと思っています。最近では製品や分野ごとにこれまでの図面をストックして、検索すればベースとなるデータが引き出せるような台帳を作成していますが、これも効率化や設計レベルの底上げを目指しての取り組みです。近いうちに、誰が担当してもいい設計だなと思ってもらえる、お客様から「GPCと言えば設計だよね」と言ってもらえるくらいの評価を得ていきたいです。

開発

2014年新卒入社(12年目)
開発課
木全 KIMATA

01. 入社理由

大学が理工学部だったこともあり、就活の軸はメーカーでの開発業務を志望していました。何の開発に取り組みたいかを考えていたとき、実はアルバイト先のピザ屋で作業台と冷蔵庫が一体になったコールドテーブルを使っていたのですが、高温のオーブンと一緒に使うため故障が多くて。それで「熱に強いコールドテーブルを開発したい」と思ったことが、この業界を目指したきっかけです。

大学の企業説明会で、「冷やす技術」を強みとするガリレイグループのことを初めて知って、自分にピッタリな会社だと思いました。事業内容と正反対に、「こんなビジョンを目指しています!」という人事担当者のプレゼンテーションの熱量もすごくて(笑)。入社後は地元に近かったこともあり、滋賀県にあるGPCの彦根工場で当初志望した通り、開発を担当することになりました。

02. 仕事について

製品の改良や新製品の開発などを行うほか、パネルの断熱性を担う芯材や耐薬性の高い表面材などの基礎研究的な材料開発も担っているのが開発課です。「こんな製品があれば提案しやすい」「ここを改良すれば工事がもっとスムーズになる」といったニーズを受け止めて開発テーマを決め、私も含めたメンバーは自らの担当テーマの研究・開発を日々進めています。

開発は誰か一人が一つの製品を担当するといった属人的な担当の割り振りはしておらず、部署のメンバー全員がすべての製品に関わっていくスタンス。いい意味でさまざまな開発案件を担当でき、幅広い経験と新しい知見を得ることができます。

また、研究室で黙々と開発に取り組む……みたいなイメージを持っていましたが、いい意味で、思った以上に社外との関わりが多い仕事でした。仕入れ先のサプライヤーさんから新しい材料の知見を得られることもあれば、自分が手がけた製品の施工現場に足を運び、製品のよい点や改善すべき点などを確認して次の開発につなげることも。現場訪問は自分が「誰のために、何のために開発するのか」を気づかせてくれる、開発の原点に立ち戻ることができる機会にもなっています。

03. 成長エピソード

印象に残っているエピソードと言えば、3年目に「天井ユニット試験」に取り組んだことです。震災時の倒壊防止など、より安全性の高い仕様が求められる法改正があったのですが、そこに対応するためのパネル天井の安全強度を試験して、当社の新たな仕様を決めていくという業務でした。当初、そもそも天井ユニットとは何か、どれくらいの強度が必要なのか、どうやって試験するのかなど、本当に手探りの状態でした。そこで、施工現場はもちろん、評価試験や認証を行う外部機関なども訪ねて助言をもらうなど、とにかく関係がありそうな場所に足を運んで情報を収集。結果、無事に試験・認証を行い、他社に比べても法基準以上の仕様を持つパネル天井が当社のスタンダードになりました。

今も前例のない開発案件にも取り組むなか、彦根工場にいるだけではなかなかリアルな情報が入ってこないため、自分で動いて、欲しい情報を集めることが、開発ではとても大切だと私は考えています。そして、情報を検討して「これだ!」と決めれば突き進む。信じてやり抜くことが、開発としての私のスタンス。時には失敗もありましたが、そこから成功につながる糧を得て、前に進んでいます。

04. GPCの良いところ

新しい技術や取り組みを積極的に導入していくのはGPCの社風。数百万円の3Dプリンターを導入したり、流体解析ソフトの導入も進んでいます。開発は市場が求めるニーズに対応した製品を少しでも早くカタチにすることが求められるからこそ、私もそこに視点を置いて、設備の導入などを提案しています。こんな風に自分の意見やアイデアを受け入れてもらえる風通しの良さも、職場の活性化やモチベーションアップにもつながっています。

また、開発はテーマの進捗に応じて自分のペースで業務のスケジューリングができることもあり、柔軟に有給休暇を取得しやすい環境です。さらに、男女ともに育休を取得する社員も増えており、ライフステージの変化に合わせて、長く柔軟に働きつづけられる環境が整っていると感じます。

05. これからの目標

個人としては、一級機械・プラント製図技能士や三次元CAD利用技術者といった資格を取得して、その知識をよりよい製品づくりに活かすこと。それだけでなく、強度や結露の解析などの基礎研究にも応用して、製品のアピールポイントになるような材料開発につなげたいと考えています。最近では医療や医薬品工場向けのクリーンルーム内装システム『PURE CIS〜ピュアシス〜』の開発に取り組み、新しい分野を開拓することができましたが、まだまだ既存の製品だけでは応えられないお客様や現場のニーズがあり、さらにもう一歩、自分自身の知識やノウハウを深めていくことが目標です。

最近は産学連携の一環で大学と一緒に材料開発を行うなど、先端分野での研究開発に参加する機会もあり、いい刺激を受けています。私たちだけでは成し得ないような製品開発にも取り組み、技術力でGPCの成長を支えたいです。